**  Monologue  **

ここは 私の思い出話などを独白形式で語りたいと思います。 愚痴を含めて どうかお付き合いの程を。。。


***  被爆者『G』  ***

先日、『ゴジラ-1.0』を初めて観た。

想像にたがわぬ出来栄えだった。ハリウッドでどんなに金をかけて制作したとしても、アメリカ人が作る『GODZILLA』と日本の『ゴジラ(呉爾羅)』が根本的に相容れぬところが一つある。それはゴジラも「被爆者」だというところだ。この前提なしに真の『ゴジラ』映画はありえない。人間の生んだ『核』の犠牲者である認識無くして、この怪物は語れないのだ。

 ゴジラが吐く放射能光線は 人類が作ったまさしく『核兵器』そのものだ。それをわからずして ゴジラ映画を作っても、単なる「ゲテモノ映画」になってしまう… と私は思っている。

ゴジラの鳴き声は

「こんな俺に 誰がした」と言っている 彼の魂の叫びに聞こえるのは私だけか。

***  永遠のヒロイン  ***

百合アンヌ。 彼女は役柄でそう呼ばれた。昭和40年代、ウルトラセブンの中で紅一点、ウルトラ警備隊員として活躍したのが彼女だ。私にとって、唯一無二のヒロインである。私が小学校3年の時、出来たばかりの大宮駅ビルの屋上でサイン会があった。ダン、アマギとともにウルトラ警備隊の隊員服で現れた彼女は。豆粒のように小さかったが、幼心にしっかりとその姿は焼き付いた。

ウルトラマンの科特隊のフジアキコ隊員との珍しい2ショットがあった。そういえば、二人は あの問題作 ウルトラセブン12話『遊星から愛をこめて』で1度 共演していたっけ。。。

***     好奇心   ***

まだ田町に勤めていたころの話である。慶応三田通の路地裏にちょっと風変わりな店があった。店の名前もわからないままだったが、出入口のドアの上の『ブタ』の人形が印象的だった。ところが大型台風一過のとある9月の昼下がり、昼飯後に店の前を通ると、その『ブタ』が消失していた。どうやら、台風によって吹っ飛ばされたらしい。信じ難いが、落語の話の「ブタが吹っトンだ」が現実に起きたのだった。その後、とうとう一度もその店に入ることもないまま、私は田町を去ったのだが、今 どうなっていることやら…



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